ドレミinモンゴル

JICA海外協力隊2018-3次隊、モンゴルの音楽隊員。生活や活動の様子を発信!

子供たち

Сайн байна уу? (こんにちは)

実は任地赴任して1ヶ月の間に38℃を超える高熱を2回&嘔吐下痢になりました。日本にいた頃は、数年に1度風邪ひくかどうかくらいの健康優良児だったので、なかなかにきつかったー!

そんな過酷なモンゴル環境でも4月になれば暖かくなって過ごしやすく…と思いきやまだまだ雪が降っています。

ですが私の学校では1週間くらいの春休みに入りました。時間ができたので、活動を通じて感じた、子供たちの様子について発信します。

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上2枚は赴任して3日目くらいに撮影したものです。とにかく素直!挨拶もしっかりしてくれるし、よく懐いてたくさん話しかけてくれました。「お腹すいてる?はいこれ!」なーんて言ってお菓子をくれる子まで。かわいい!

と思ったのも最初のうちだけでした…。授業中になると彼らのやんちゃっぷりが存分に発揮されていました。

  • 1人がトイレに行くとその後ぞろぞろと数名がトイレへ。
  • 近くの席の子を文房具で叩く。
  • 取っ組み合いが始まる。
  • 教室から脱走。
  • ロッカーに隠れる。
  • 私語のボリューム大きすぎ。

まだまだあるけど、これくらいで。これに対して先生は、身の毛がよだつほどの大声で「コラァ!話すのやめろ!!」と怒鳴ります。(これがほんとに怖い!)そして子供のものさしを取り上げ、やんちゃな子供をバシバシと叩きます…。こんな光景(しかもわりと日常茶飯事)を見るのがほんとにつらい。やるせない気持ちになります。「叱って」いるのではなく「怒って」いるように感じます。そんな体罰しなくても、もっと他の方法あるのに。

大人が叩くから、子供もそれを見て真似て、子供同士でも叩き合うようになる。そしてその子供たちが大人になって、また繰り返す。完全に悪循環。

私が注意を促しても、怖くないからなのか、まるで聞いてくれません。優等生の女の子が私に「もっと怖い顔してこれでアイツらをバシバシ叩いた方がいいよ!」と言いながらものさしを渡してくれました。んー、そうじゃないんだよなあ。今後の大きな課題です。

f:id:ayupino:20190407181127j:image怒られてしばらくは大人しいのでその瞬間をパシャリ

f:id:ayupino:20190407181115j:image1人で授業丸投げされた時、40分間の授業中に回収した紙の武器たち。ただの紙なのに丈夫なんだなぁこれが。

 

【おまけ】職員室に5Sポスターが掲示されていました。ただ、指導、実践されている様子はありません!笑
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音楽の授業内容、子供たちの生活指導、先生達への指導方法助言も、少しずつ、できるところから提案していきたいと思います。(と言いながらピンとくるアイデアはまだないので)これを読んでくださった方、先生方、アイデアどんどんください!お待ちしています(^o^)

では、Баяртай(さようなら)